29日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。前週に週間の上げ幅が1600円余りに達したため、相場の過熱が警戒されて利益を確定する売り注文が広がった。
午前終値は前日終値比374円95銭安の4万0623円32銭。東証株価指数(TOPIX)は27・78ポイント安の2902・95。
平均株価への影響が大きい半導体関連株を中心に売りが先行し、相場を押し下げた。29、30日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるのを前に積極的な取引を控えるムードが強かった。