【ソウル共同】韓国の聯合ニュースは28日、政府が米国との関税交渉で造船業の再建を支援する計画を米側に提案したと報じた。韓国企業による大規模投資と政府主導の金融支援を盛り込み、数百億ドル規模の投資になるという。今後の交渉で調整される可能性があるとしている。
米国では造船業が衰退し、安全保障上の懸念が指摘されている。トランプ大統領は就任前の昨年11月、尹錫悦前大統領との電話会談で「米国造船業は韓国の支援が必要だ」と話した経緯がある。
聯合によると、金正官産業通商資源相が25日に米ニューヨークでラトニック商務長官と協議し、計画を説明。米側は前向きな反応を示した。