週明け28日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。前週末終値からの下げ幅は一時300円を超えた。平均株価はこのところ急ピッチで上昇し、4万円超で推移しているため、高値警戒感から利益確定の売り注文が優勢だった。
午前終値は前週末終値比308円16銭安の4万1148円07銭。東証株価指数(TOPIX)は11・38ポイント安の2940・48。
取引開始直後は、前週末の米国市場で主要な株価指数が上昇したことや、米国と欧州連合(EU)が関税交渉で合意したことを好感した買い注文が先行。その後は株価水準が高い半導体関連銘柄を中心に売られ、すぐに下落に転じた。