香川県に滞在中の秋篠宮ご夫妻は27日、全国高校総合文化祭の会場を巡り、美術・工芸部門などを視察し、高校生と交流された。
香川大の高松市のキャンパスでは自然科学部門の研究発表があり、ご夫妻が耳を傾けた。メダカが鏡に映った自分を認識できるかどうかを調べた石川県立七尾高の生徒に、秋篠宮さまは「興味深い発表でした」と声をかけ、紀子さまは能登半島地震のお見舞いを伝え、研究への影響を尋ねたという。
高松市美術館で美術・工芸部門を見学し、坂出市では書道部門を見て回った。
このほか、国の特別名勝「栗林公園」を訪れ、昭和天皇が植えた松などがある庭園の景色を楽しんだ。