【ワシントン、エルサレム共同】米紙ニューヨーク・タイムズは25日、飢餓が拡大するパレスチナ自治区ガザに対し、ヨルダンとアラブ首長国連邦(UAE)が数日内に上空から食料を投下する見通しだと報じた。ガザ封鎖を続けるイスラエルが許可するという。関係者の話としている。
ガザではイスラエルによる支援物資の搬入制限で栄養不足が深刻化し、多数の子どもらが餓死しており、国際社会から非難が高まっている。専門家は、空中投下は陸路よりも輸送量が限られ不十分だと批判。人道危機の抜本的な改善にはつながらないとの指摘が上がっている。