神奈川新聞、参政党の見解に抗議

 神奈川新聞(横浜市)は25日、記者会見への同社記者の出席を、過去の妨害行為を理由として認めなかった参政党の見解について「事実の誤りがあり看過できない」とする声明を公表した。「異論を封じようとするメディアの選別に強く抗議する」とも訴えた。

 声明では、会見出席を拒む理由として、22日の会見時には「事前登録がない」点を挙げていたのに、24日の党見解では「混乱が生じるおそれがあると判断」した点を虚偽説明だと問題視した。

 当該記者が参院選の街頭演説で、参政への妨害行為に関与していたとの指摘には「外国人差別につながる、事実と異なる候補者の主張に対する取材の一環」だとして、誹謗中傷や妨害ではないと説明した。

 参政が、会見映像のインターネット配信を理由に「国民の知る権利をないがしろにする行為との指摘は当たらない」と主張したことには「会見は党の宣伝ではない。公党の責任放棄だ」と反論した。

最新記事
カンボジア即時停戦要請
タイとカンボジアが会談で合意とトランプ氏
九電玄海原発にドローン3機侵入
米大統領、カンボジアとタイに停戦呼びかけ
滋賀の小5男児溺れ重体