愛知県江南市教育委員会は25日、市立古知野中のプールで、教諭が栓を閉め忘れて約3日半にわたり水を出しっ放しにし、1031立方メートル(プール約2杯分)が流出したと発表した。水道代の損害は約52万円で、公費で負担するという。
市教委によると、教諭は18日夕、水質管理のためプールに薬剤を投入した際、水位が下がっていたため水を入れた。そのまま栓を閉め忘れて帰宅。3連休後の22日朝にプールを訪れ、発覚した。
通常、栓を開ける前に「水を止める」と書いたメモを机に残す決まりだが、教諭は薬剤投入のためにプールへ向かったためメモを忘れた。