25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比96銭円安ドル高の1ドル=147円37~39銭。ユーロは1円00銭円安ユーロ高の1ユーロ=173円20~24銭。
米国の雇用関連統計が改善したことを受けて、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大が意識され円を売る動きにつながった。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の議長の解任には否定的な見解を示したことも、ドル買いを後押しした。
円を買う動きも見られ、市場では「日米が関税協議で合意し、日銀が追加利上げに動きやすくなったとの見方が円買いを促した」(外為ブローカー)との指摘があった。