熊本市の大西一史市長は25日の記者会見で、参院選で当選した参政党候補が選挙期間中に「核武装が最も安上がり」と述べたことに苦言を呈した。大西氏は既に、自身のX(旧ツイッター)で「日本は核兵器を持つことができない」と主張。会見で「反論できるか聞いてみたい」と述べた。
同時に「選挙中に威勢の良いことを言うだけでなく、国会で正々堂々と主張を戦わせてほしい」と語った。核武装に言及したのは東京選挙区で「さや」の名前で初当選した塩入清香氏。
大西氏は21日にXで「日本が核兵器を持つことは、法的にも、現実的にも、人道的にもできない」と指摘した。