天皇陛下は25日、チェコのパベル大統領と皇居・御所で会見された。大統領は大阪・関西万博の視察などのため来日した。陛下は御所の車寄せで出迎え、大統領と笑顔で握手を交わした。
宮内庁によると、会見は約30分間で、大統領は24日に催されたチェコのナショナルデーが多くの人でにぎわっていたことを喜んでいた。陛下は子どもの頃に訪れた1970年の大阪万博を振り返り「世界が広がる感じがしました」と話した。
大統領が滞在中に広島で原爆ドームなどを視察したことに対し、陛下は「広島を訪問していただき感謝します」と述べた。