半導体大手ルネサスエレクトロニクスが25日発表した2025年6月中間連結決算は、純損益が1753億円の赤字(前年同期は1395億円の黒字)に転落した。協業先で、経営危機に陥った米国の半導体メーカー、ウルフスピードの支援に伴う損失が響いた。
ウルフスピードは今年6月に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。同社の再建支援契約を締結したルネサスは2350億円の損失を計上した。