自民党青年局が、参院選大敗を受け、石破茂首相ら党執行部に対し「選挙結果の総括を速やかに行った上で自ら責任を取ることを求める」とする文書をまとめたことが分かった。事実上の辞任要求。中曽根康隆青年局長が25日に森山裕幹事長と面会し、申し入れる。関係者が24日明らかにした。
文書では、大敗した昨年の衆院選と今年6月の東京都議選に触れ「総裁はじめ執行部は責任を重く認識すべきだ」と強調。「党の信頼回復と体制刷新の出発点として責任の所在を明らかにすることが必要だ」と記した。23日の会議で続出した両院議員総会の開催要求には触れていない。
参院選を振り返り「若年層の支持離れが顕著だ」と指摘した。