スペイン海軍の駆逐艦メンデス・ヌーニェスが24日、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)に入港した。スペイン海軍によると、練習帆船を除くスペイン海軍の軍艦が日本に寄港するのは131年ぶり。補給と休養目的という。
横須賀基地の岸壁で歓迎行事があり、出迎えた護衛艦くまの艦長奥村健二2等海佐は「極東地域の平和と安全に対する貢献に感謝する」とあいさつした。
メンデス・ヌーニェス艦長のハイメ・ムニョス・デルガド・ペレス中佐は「歴史的な訪問を誇りに思う。さまざまな分野での協力を今後も続けていくべきだ」と話した。
駆逐艦は今年4月上旬にスペインを出港し、インドなどとの軍事演習に参加した。