反捕鯨団体創設者の捜査継続

 反捕鯨団体「シー・シェパード」創設者ポール・ワトソン容疑者の国際手配解除を受け、海上保安庁の瀬口良夫長官は24日の定例記者会見で「関係国に身柄引き渡しを求める方針に変わりはない」とし、日本の調査捕鯨を妨害した疑いでの捜査を続ける考えを示した。

 海保は2010年、団体のメンバーが調査捕鯨の船員を負傷させた事件の共犯として、ワトソン容疑者の逮捕状を取得。要請を受けた国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配していたが、今月22日、解除したと明らかにした。

 瀬口氏は「長きにわたり捜査機関から逃亡している人物の手配解除は極めて遺憾だ」と述べた。

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