徳島市で8月11~15日に開かれる阿波おどりで巨大地震発生時、来場者に避難を呼びかけるドローンを配備すると24日、実行委員会が発表した。昨年は南海トラフ地震臨時情報が発表される中で開催されたことを踏まえ、対策を強化する。
ドローンにはスピーカーとライトを搭載。開催エリアとなる新町川の上空を約50分かけて4往復し、観光客らに避難を呼びかける。飛行判断は市長が行い、アナウンスは市災害対策本部が担う。
会場は浸水想定区域で、災害時は約7万人を40分で避難させる必要がある。誘導する警備員も20分後には退避を始めるため、その後はドローンが対応するとしている。