観光誘致事業の贈賄認める

 名古屋市発注の観光客誘致事業で便宜を図ってもらう見返りに元市担当課長に計約40万円分の賄賂を渡したとして、贈賄罪に問われた会社役員桑原清美被告(54)=同市西区=は24日、名古屋地裁(森島聡裁判官)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。

 起訴状によると、観光プロモーション業務受注の見返りとして、広告会社「ニック」(同市)の取締役だった2023年3月~24年12月、元市担当課長の大塚勝樹被告(62)=収賄罪で起訴=に11回にわたり計約28万円を渡すなどしたとしている。

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