【ニューヨーク共同】22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比179・37ドル高の4万4502・44ドルで取引を終えた。トランプ米政権の関税措置を巡る米国と中国の貿易摩擦緩和を期待した買い注文が優勢だった。
米中閣僚級の関税協議が近く開かれ、輸入品に課す一部関税の停止期限を延長する方向で議論するとの米側の意向が伝わった。米長期金利の低下も好感された。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は7営業日ぶりに反落し、81・49ポイント安の2万0892・68。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は4・02ポイント高の6309・62。