参政党の神谷宗幣代表は22日の記者会見で、自民、公明両党が大敗した参院選の結果に触れ、有言実行の姿勢が石破茂首相に不足していたと指摘した。「自民総裁選時の訴えを少しでも政策の柱に入れておけば、少しは違ったのではないか。政権としての個性が少し弱かった」と述べた。
首相の続投表明に自民内から辞任要求が強まっている点には「選挙で信任が得られていない。当然だ」と語った。
参政が改選1議席から14議席に躍進した要因を「私や候補者の発言に対する批判がメディアにたくさん載り、認知度が高まった」と分析した。
参院選の余勢を駆って次期衆院選の目標を「40議席ぐらい取りたい」と明言した。