対日関係の「安定望む」

参院選について「苦難の一戦」と報じる、21日付の中国紙「環球時報」(共同)

 【北京共同】中国外務省の郭嘉昆副報道局長は21日の記者会見で、自民、公明両党が大敗した参院選について「日本の内政で論評しない」としつつも「戦略的互恵関係を推し進め、建設的で安定した中日関係を構築していきたい」と述べた。中国メディアは排外主義の傾向に関心を寄せた。

 中国政府は日本人への短期滞在ビザ免除措置を再開させ、東京電力福島第1原発処理水を巡り全面停止していた日本産水産物の輸入を再開。トランプ米政権との貿易摩擦が激化する中、対日関係の安定化を図っている。

 郭氏は日中関係の発展は「両国民の根本的利益にかなう」と訴えた。

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