関電、22日にも福井県に説明

関西電力美浜原発。手前から3号機、2号機、1号機=3月、福井県美浜町

 関西電力は美浜原発(福井県美浜町)での新たな原発の建設に向け、22日にも地質調査を実施する意向を福井県側に説明することが21日、関係者への取材で分かった。2011年の東京電力福島第1原発事故以降、原発新設の動きが具体化するのは国内で初めて。

 美浜原発では現在、1、2号機は廃炉が決定し、稼働するのは3号機のみだ。関電は10年、運転開始から40年を超えようとしていた1号機の後継機設置に向け「リプレース(建て替え)」の推進方針を表明。調査を始めたが、福島第1原発事故後は止まっていた。

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