自民山口幹部が退陣要求

記者団の質問に答える自民党山口県連の友田有幹事長=21日午後、山口市

 自民党山口県連の友田有幹事長は21日、参院選で自民、公明両党が参院全体の過半数を割り込んだ結果を踏まえ、石破茂首相(自民総裁)の退陣を求めた。山口市で記者会見し、続投表明に触れて「強烈な違和感を覚える。比較第1党として信任を受けたというのは詭弁だ」と述べた。

 6月の東京都議選を含め、昨年の衆院選から続く連敗の原因は、首相が国民から支持を得られなかったためだと強調。「しっかりと責任を取るべきだ」と訴えた。

 参院山口選挙区では現職北村経夫氏が4選を果たした一方、比例代表で山口県連の重点候補と位置付けた杉田水脈氏は落選した。

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