長野県警松本署は21日、長野、岐阜県境にある北アルプス槍ケ岳の山頂付近(約3千メートル)で斜面に倒れていた千葉県鴨川市、医師佐藤進さん(71)が死亡したと発表した。署によると、単独で入山したとみられる。19日午後6時半ごろ、通りがかった登山者が滑落する様子を目撃し、山小屋に届け出ていた。
山小屋からの通報を受け、捜索中の長野県警ヘリコプターが20日午前7時ごろに佐藤さんを見つけ救助したが、死亡が確認された。