参院選の京都選挙区で4選を果たした自民党の西田昌司氏は21日、京都市内で報道各社の取材に応じ、石破茂首相(自民総裁)は自民、公明両党大敗の責任を取るべきだとの認識を示した。石破氏の続投表明は「あり得ない」として、総裁選の実施を求めた。
昨年の衆院選で与党少数に転落した際に総裁を選び直すべきだったと主張。「国民から見放された人が物を言っても信頼性がない」と石破氏の政権運営を批判した。
西田氏は沖縄戦の慰霊碑「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の展示説明を「歴史の書き換え」とした自身の発言で逆風の選挙戦だったが、議席を守った。