得票率が2%に達し、公選法上の政党要件を維持する見通しとなった社民党。福島瑞穂党首は21日、記者会見し「厳しい中で政党要件と議席を確保できたことは、有権者が社民党残ってくれと思ってくれた証しだ」と安堵の表情を浮かべた。比例で当選した新人でタレントのラサール石井氏(69)は「崖っぷちからはい上がるハラハラどきどきのドラマが完成した」と喜んだ。
政党要件を保てるか、ぎりぎりの状況を「本当に祈るように思っている」と見守った福島氏。「立候補を決意してくれたラサール石井さんがいてくれたからこそ、1議席の獲得になった」とたたえた。
ラサール石井氏は「やりたいことは経済政策」とした。