立民元職の吉田忠智氏が、自民現職の白坂亜紀氏を破り、当選を決めた。2023年の参院補欠選挙で341票の僅差で白坂氏に惜敗した雪辱を果たした。
吉田氏は連合や他の野党との共闘体制を構築。立民、国民両党の比例候補との連携も深めた。野田佳彦代表ら党幹部を連日投入し、票の底上げを図った。
白坂氏は県内55の地域支部を生かした組織戦を展開。支持固めに徹したが、無党派層に浸透しなかった。