32人が立候補した東京選挙区で初当選した参政党新人のさや氏(43)は、都内のビルに設けた会場で支援者らから盛大な祝福を受けた。「(当選した)実感が湧かない」としつつ、排外主義につながると批判された党のキャッチコピー「日本人ファースト」について「誤解を受けている」と主張した。
立候補のきっかけは、新型コロナウイルス禍で歌手活動を制限され、同業者が廃業する姿を目の当たりにしたことだった。政治と無関係ではいられないと実感。「今の日本の政治には国民への愛情がない」との思いが背中を押したという。