物価高対策で消費税減税を掲げた立憲民主党の野田佳彦代表は、与党の苦戦ぶりに「国民が石破内閣に不信任を突きつけた」と強調した。立民が議席微増の情勢には表情を変えず「激戦区も多い」と述べるにとどめ、結果を見守りたいとした。
政権交代に関する質問に「まずは野党連携だ。各党と誠意ある対話をしたい」と語った。参院選後の物価高対策については「最大公約数を見つけて減税まで持って行く。それをまとめるのが野党第1党の責任だ」と意欲を見せた。
午後9時45分ごろ、東京・永田町の党本部では、野田氏が当選を決めた候補者の名前が書かれたプレートをボードに掲げた。カメラマンから「笑顔で」と声をかけられても、応じなかった。