立憲民主党は物価高を巡る石破政権の対応を「無策」と批判し、原則1年の食料品の消費税率0%やガソリン税の暫定税率廃止を前面に訴えた。主要野党間で候補者すみ分けに努めた改選1人区が堅調で、比例代表と合わせて改選22議席からの上積みが視野に入る。野田佳彦代表は目標とした与党の改選過半数割れを果たした上で、政権交代へ攻勢を強める考えだ。
辻元清美代表代行は20日のNHK番組で「政権や与党への批判が全国に広がって地殻変動のようになっていた」と手応えを強調。「石破政権に厳しい審判が下った。石破茂首相の判断を注視したい」と語った。