「玉木人気」生かし大幅増

 議席を大きく伸ばした国民民主党は選挙区でも強さを見せた。玉木雄一郎代表のお膝元、香川選挙区の新人原田秀一氏(52)は、非自民候補としては2007年以来の当選を確実にし、高松市の会場で「地盤で取れて本当に良かった」と顔をほころばせた。選挙戦では圧倒的な「玉木人気」を生かし、ともに県内各地を回った。

 東京選挙区で初当選を確実にした元NHKアナウンサーの新人牛田茉友氏(40)は、新宿区の会場に集まった陣営のボランティアらと満面の笑みで万歳三唱。知名度を武器に挑み「若者の将来への不安をひしひしと感じた。手取りを増やすという政策が現役世代に刺さった」と勝因を分析した。

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