未成年の補導が増える夏休み期間を控え、大阪・道頓堀のグリコ看板近くの遊歩道「グリ下」に集まる子どもたちが非行に走るのを防ぐため、大阪府警は18日、相談先につながるQRコードが書かれたうちわを配るなどの啓発活動を実施した。
府警は、臨床心理士らを配置した相談窓口も開設。警察官からうちわを受け取った10代少年は、居場所を求めてグリ下に行くことも多いとし、「警察が身近に感じた。相談に行ってもいいかなと思った」と話した。
府警の担当者は「1人で抱え込まず、困った時は相談してほしい」としている。