【北京共同】中国税関総署が18日に発表した北朝鮮との貿易統計によると、両国の今年上半期の貿易総額は約12億6100万ドル(約1875億円)だった。前年同期比で3割増を記録。中朝関係は経済分野を軸に復調しつつある。中国から北朝鮮への輸出の伸びが大きく、中国側が北朝鮮への影響力を維持しようとしているとの見方がある。
今年開かれた中朝の記念行事への双方の出席者の地位も、ロシアと北朝鮮の接近による「すきま風」(外交筋)が吹く前の2年前と同水準に戻っている。
北朝鮮にとって中国は最大の貿易相手国。