大阪市で2002年に起きた母子殺害放火事件で無罪となった男性(67)が、重要な証拠を紛失したまま起訴したのは違法として国と大阪府に計約1億2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は18日、請求を棄却した。