熊本県警は18日、性風俗店に女性を紹介したスカウトに対価を支払ったとして、風営法違反の疑いで、いずれも性風俗店経営者の川島朋果容疑者(51)=福岡県久留米市東町=と佐伯一朗容疑者(46)=福岡市博多区那珂5丁目=を逮捕した。紹介料を支払う「スカウトバック」は6月施行の改正風営法で禁止され、県警によると逮捕は全国初という。
逮捕容疑は、16日午後7時15~40分ごろ、熊本市中央区中央街の性風俗店で、複数の女性を紹介した男性スカウトに対し、紹介料として現金を渡した疑い。
県警によると、男性スカウトは全国的なスカウトグループの一員とみられ、別事件で逮捕されている。