郵便配達の電動バイクで火災3件

ホンダ二輪車の「ウイングマーク」

 ホンダは18日までに、業務用の電動バイク「ベンリィe1」など10車種で、着脱式のリチウムイオン電池から出火する恐れがあるとして、計1万9279台(2021年7月~23年4月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。多くが郵便局の配達に使われており、神奈川、福岡、熊本の3県で火災が3件起きた。

 国交省によると、リコールは16日付。電池内の部品の溶接が不適切なため電解液が漏れ、使用を続けるとショートを引き起こして出火する恐れがある。

 日本郵便によると、6月末にホンダから「電池に不具合があり、使用中止しなくてよいが交換したい」との申し出があった。

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