長期金利低下1・570%

 16日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(379回債、表面利率1・5%)の終値利回りが前日より0・015%低い1・570%だった。

 前日まで国債が売られて金利上昇が進んでいた反動から、16日は国債が買われて利回りが下がった。20日投開票の参院選で与党が苦戦するとの観測を背景に、財政拡張路線が強まるとの見方から金利の上昇傾向が続いていた。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である9月きりは04銭高の137円96銭。

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