トヨタ自動車は16日、「アルファード」「ハリアー」「クラウン」など21車種でメーター画面が表示されなくなる恐れがあるとして、計64万6376台(2022年6月~25年6月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。不具合の申告が33件あった。
国交省によると、メーターの制御プログラムが不適切なため電子部品が早期に劣化し、エンジン始動時に画面が表示されずに速度計や警告灯などを確認できなくなる恐れがある。
また、シート素材の加工に問題があり、火災時に早く延焼する恐れがあるとして、「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」計1万2553台(24年9月~25年3月)のリコールも届けた。