被爆テーマの「美術館バス」

被爆者の描いたスケッチブックなどを展示する「アートバス」(爆心へ/To Hypocenter提供)

 原爆投下から今夏で80年となるのに合わせ、国内外で活躍する芸術家集団「爆心へ/To Hypocenter」は16日、被爆者の描いたスケッチブックなどを展示する「アートバス」で、8月上~中旬、慰霊の式典を控えた広島、長崎両県などを訪れると発表した。「アートを通して核の歴史を学び、語り継ぐ方法を模索する」としている。

 同集団は、木村伊兵衛写真賞受賞の写真家新井卓氏や映画監督の竹田信平氏、作家の小林エリカ氏らで構成。今後、各地で被爆や放射線被ばくなどに関するアート活動を展開する。

 8月3~6日には、広島市の比治山公園に停車させたアートバスを拠点に作品展示やワークショップを実施する。

最新記事
東京株式 17日13時
東証、一時値上がりに転じる
台風の進路予報、6時間刻みに
韓国サムスン会長、無罪確定へ
盗品金属買い取り疑いで逮捕