熱中症8546人搬送、9人死亡

 総務省消防庁は15日、熱中症により7~13日の1週間に全国で8546人が救急搬送されたとの速報値を公表した。愛知や山口、鹿児島など6県で計9人の死亡が確認された。

 3週間以上の入院が必要な重症は190人、短期の入院が必要な中等症は3056人だった。65歳以上の高齢者が5168人と全体の60・5%を占めた。

 都道府県別では、東京が714人で最多。大阪698人、愛知588人と続いた。

 5月1日から今月13日までの累計は3万6727人で、昨年同時期より1万1154人多い。担当者は「適切なエアコンの使用や小まめな水分補給を心がけてほしい」と呼びかけている。

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