【北京共同】中国の習近平国家主席は１５日、ロシアのラブロフ外相と北京で会談し、両国の戦略的な協力パートナー関係を確認した。新華社が報じた。ラブロフ氏は上海協力機構（ＳＣＯ）外相会合出席のため訪中した。習氏は地域の協力枠組みであるＳＣＯは「平和と安定、発展を守る上で重要な意義がある」と述べた。
習氏は１５日、ＳＣＯ外相会合の各国代表らとも北京で面会した。関税政策などで保護主義色を強めるトランプ米政権を念頭に「ＳＣＯは覇権やいじめに断固反対するべきだ」と主張し、新興・途上国「グローバルサウス」の団結を呼びかけた。