ドイツ首相、米関税に強い危機感

ドイツのメルツ首相(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのメルツ首相は13日、トランプ米大統領が欧州連合(EU)からの輸入品に30%の関税を8月1日から課すと公表したことを受け「導入されれば、ドイツの輸出産業が致命的な打撃を受けることになる」と強い危機感を示した。公共放送ARDの番組で述べた。

 トランプ氏やEUのフォンデアライエン欧州委員長、フランスのマクロン大統領と緊密に連絡を取っていると強調。関税回避に向け全力で交渉すべきだとした上で、発動された場合はEUの報復関税に賛成する考えを示した。

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