能登被災地の性的暴行で実刑判決

金沢地裁

 能登半島地震の災害ボランティア仲間の女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交罪に問われた無職山口清美被告(68)に、金沢地裁は懲役5年(求刑懲役5年6月)の判決を言い渡した。判決は4日付。

 伊藤大介裁判長は判決理由で、深夜に駐車場の車で寝ていた女性にドアの鍵を開けさせ、いきなり覆いかぶさったと指摘。女性が逃げたり助けを呼んだりすることが困難な状況で「犯行は悪質だ」と断じた。女性は気持ちが沈んで夜も眠ることができず、精神的苦痛を負ったとしている。

 判決によると、2024年6月5日未明、石川県穴水町の駐車場に止まっていた車で、女性に性的暴行を加えた。

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