千葉銀行、千葉興業銀行と統合へ

 全国有数の地方銀行である千葉銀行が、千葉県を地盤とする千葉興業銀行と経営統合する方向で調整していることが1日分かった。実現すれば、国内首位のふくおかフィナンシャルグループに次ぐ規模の2位グループが誕生する。日銀が進める金融政策の正常化を背景に、銀行の利息収入が伸びる一方で預金の獲得競争が激化しており、地方銀行の合従連衡の動きが続きそうだ。

 千葉銀は1日、「地域経済の発展および企業価値向上の観点から、千葉興業銀との間で、経営統合などあらゆる選択肢を含めて継続的に対話している」とのコメントを発表した。

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