自民、鈴木宗男氏を擁立

 自民党は26日、参院選比例代表の公認候補として、元参院議員の鈴木宗男氏(77)を擁立すると発表した。鈴木氏は20日、自民から参院選に立候補するため、いったん参院議員を辞職し、復党していた。地盤の北海道を中心に選挙運動を展開するとみられる。

 鈴木氏は2002年、北方四島支援などを巡る疑惑で自民を離党。東京地検特捜部に逮捕、起訴され、実刑判決が確定して服役した。19年参院選比例代表で日本維新の会から当選した。23年に維新を離党し、無所属で活動していた。

 国会法は衆参両院の比例選出議員の政党間移動を禁じており、鈴木氏が自民から出馬するには議員辞職が必要だった。

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