山田和樹さん、定期公演デビュー

12日、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演にデビュー後、記者団と話す指揮者の山田和樹さん=ベルリン(共同)

 【ベルリン共同】指揮者の山田和樹さんが12日、世界最高峰のオーケストラの一つ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のベルリンでの定期公演にデビューした。日本人指揮者によるベルリン・フィル定期公演の出演は、楽団と関係が深かった故小澤征爾さんの2016年以来で、新たな起用は11年の佐渡裕さんから14年ぶり。

 山田さんは「人生における歴史的瞬間だ。ベルリン・フィルは自分が提案したことを全て実行してくれた。一緒に(音楽を)つくり上げることができて幸せだ」と笑顔を見せた。

 ベルリン・フィルは山田さんの指揮で、フランスの作曲家サンサーンスの交響曲第3番「オルガン付き」などを演奏した。

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