【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、2035年までにガソリン車の新車販売を禁止し電気自動車(EV)などへの移行を促す西部カリフォルニア州の規制を無効にする議会決議に署名した。ロイター通信によると、署名に異議を唱えてカリフォルニアを含む11州が提訴した。
トランプ氏はホワイトハウスで規制について「狂っている。この国にとって災難だ」と批判した。ニューサム氏は「われわれのきれいな空気と米国の国際競争力を破壊している」と批判した。
大気汚染が全米有数の同州は、州内で販売する新車を35年までに全てEVや燃料電池車(FCV)などにする環境規制を22年に発表した。