【エルサレム共同】アルゼンチンのミレイ大統領は11日、イスラエル国会で演説し、大使館のエルサレム移転計画について、時期は来年になると表明した。パレスチナ自治区ガザへの攻撃に国際社会から批判が強まる中、イスラエル寄りの姿勢を強調した。
大使館は中部ヘルツェリヤにあり、ミレイ氏が昨年2月にイスラエルを訪問した際、移転計画を明らかにしていた。
エルサレムはイスラエルとパレスチナが帰属を争う。トランプ米大統領は1期目にイスラエルの首都と認定し、米大使館を移転させた。ミレイ氏は過激な言動で「アルゼンチンのトランプ」とも呼ばれる。