和歌山県太地町の町立くじらの博物館で2日、飼育するクジラの歯磨きが披露された。4日からの歯と口の健康週間をPRする毎年恒例のイベントで、10日まで毎日3回公開する。
コビレゴンドウ、オキゴンドウ、ハナゴンドウの3種類で、飼育員が洗車用のブラシなどを使って歯磨きしながら、種類によって違う歯の特徴を解説。
この日は地元の保育園児らが訪れ、飼育員に手を添えてもらいながらクジラの歯磨きを体験した。
稲森大樹館長は「歯と口の健康を見直すきっかけになってくれれば。クジラの種類による歯の違いも面白いので、ぜひ見てほしい」と話した。
問い合わせは同博物館、電話0735(59)2400。