【ワルシャワ共同】東欧ポーランドで1日、大統領選の決選投票が行われ、開票が始まった。地元メディアが報じた出口調査によると、親EUのトゥスク首相率いる中道「市民プラットフォーム」のチャスコフスキ・ワルシャワ市長(53)と、前与党の愛国主義的な保守野党「法と正義(PiS)」が推す反EUのナブロツキ氏(42)が大接戦となっている。
出口調査によると、チャスコフスキ氏が50・3%、ナブロツキ氏が49・7%の支持を獲得している。
ポーランドでは2023年の総選挙で、司法介入や人工妊娠中絶禁止など強権的な政治でEUと対立していたPiS政権から交代した。