【ワシントン共同】イスラエルのオルメルト元首相は1日、米CNNテレビで、ネタニヤフ政権の一部閣僚がパレスチナ自治区ガザの住民を飢えさせるべきだと主張しているとして「戦争犯罪だ。決して容認できず、許されるべきではない」と批判した。「軍事作戦の拡大で達成できる目的はもはや存在しない」として、ガザ戦闘の終結を呼びかけた。
オルメルト氏は、軍事行動を続ければ、イスラム組織ハマスに拘束されている残りの人質やイスラエル兵が犠牲になると指摘。「関係のない何千人ものパレスチナ人が命を落とす」とも述べ、多くのイスラエル人は反対していると主張した。