30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円近辺で取引された。
午後5時現在は前日比1円23銭円高ドル安の1ドル=144円03~05銭。ユーロは48銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円31~35銭。
米長期金利が低下したことで、朝方は日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りの動きが優勢だった。その後は企業による月末の実需の売り買いが交錯して、小動きだった。
市場では「前日までに相場が大きく動いたので取引を手控える向きもあった」(外為ブローカー)との声が出た。